稲刈り

周囲は稲刈りの最中である。今年の夏の様な厳しい環境でも稲は育ってくれた。我々は、計り知れないほど多くのことを自然界から恩恵を受けている。土一つ取ってみても地球の仕組みには欠かせない。すべての植物は土によって育まれ、それを食べる草食性の動物がいて、またそれを食べる肉食性の動物もいる。また土に還せば微生物によって分解され、もう一度新しいものに蘇生される。土は生き物であるから、あらゆるものに関係しあい循環している。
しかし今の世相はこの「関係」しあうというものを、あまり大切にしていないのではないか。自然と人間との関係、人と人との関係、生者と死者との関係など。
仏教では「縁起」のことをいう。すべては縁によって生ずるというのである。すべて寄り合い、支え合って成りたっている考えである。自然をも含めた他のものをプラスになる様な生き方が見直されて欲しい。