今年の紅葉は美しかった

裏山の白山もうっすらと薄化粧をした。今年は早いのであろうか。雪囲いが気になる。
秋も終わりに近づいたが、今年のモミジはいつになく美しさを感じた。特に赤が鮮やかであった。これは気象現象のせいなのか、受け取る側のこころの持ちようなのか。毎年見慣れてしまうと、その美しさを味わうこと無く、うっかり見過ごしてしまうことが多い。
水一杯入ったコップに、新鮮な水を注いでみても、すぐに溢れでてしまう。現代のような情報化社会に生きていると、情報が無いとかえって不安を覚えることがある。
しかし、沢山の情報や知識のために、我々の頭や心の中は、ストレスで常に満杯になっている。満杯になっていれば、どんな美しい景色も、目の前の美味しいご馳走も、それを真に味わうことは出来ない。
坐禅をする場合、まず身(形)を調え、呼吸を調え、心を調えることを要求される。「身心一如」(しんじんいちにょ)といって身体、息をすること、心は共に密接なつながりを持っている。我執、我欲ではなく、こころの整理整頓をし、いつでも新鮮な空気を取り入れることが出来る様、心がけてみたいものである。