杉並木を守る会  ボランティア

20140715
慈光寺の外郭団体の一つに「杉並木を守る会」というものがある。今年もボランティア活動として六十数名の方が、参道の清掃や樹勢回復のために薬剤を施したりした。これには樹木医の指導のもと、県や市の協力もあって大勢の人が参加をしてくれた。
この杉並木はかっては県内随一と自慢してもよいほど、枝が下まで青々としていたものだが、いまでは残念ながら枯枝が目立つようになってしまった。老木だから仕方がない、と簡単に見過ごすわけにもいかない。杉並木にとっても生きにくい環境になってきているのではないか、と思うと種々考えてしまう。
我々の周囲の自然界を見渡して、その恩恵を受けているなどとは普段は余り考えることもない。人間も自然の一部という考え方があるが、やはり人間中心的発想がまだ強い。樹木の生成によって得られるきれいな空気や水、温度などは我々の生命を維持するのに欠かすことの出来ないもの。
科学の力、その役割は認めなければならないが、温暖化が叫ばれ、この先、資源の活用だけではなく、この地球に存在する全てのものの命と、共に生きようという姿勢が地球規模で考えられなければ、人類の未来に不安を残す。
科学の進歩はあくまでも地球にやさしく、他に対しても害を与えないものでなくてはならない、と思うのである。