除雪もなかなか大変です

慈光寺には四軒の門前があって、お寺の行事や用事には率先して手助けしてくれた。それが最近高齢と共に後が続かず危惧を感じている。自分自身でも最近は体力や気力の衰えを感じ不甲斐なく思うことが、しばしばである。特に雪の季節には自ずと年と共に年齢というものを思うようになってきた。
勝手な見方であるが例外や個人差はあるにしても体力的にいいのは、十代後半から二十代にかけてではないかと思う。いま行われているソチのオリンピックの葛西選手は四十一歳にも関わらず銀メダルを手にし、長年の研鑽と精神力はその限界を極め、内外の多くの人から伝説の人として称賛を受けている。
しかし相撲の世界をみると三十代に入れば、肉体的には下り坂のようにみえる。年をとってから大関や横綱を目指そうとしてもかなり難しそうである。それでは知力はどうかといえば体力とは異なりもう少し余計に見て良いのではないか。           肝心なところであるが、それらのピークを過ぎれば、この世の中で活躍出来ないかと言えば、決してそうではない。 実際はむしろより良い仕事をし責任ある地位にもついている。そこには長年培ってきた経験というものがある。年齢によって持ち味は異なるが、経験というものは、能力以上に人間を深いものにし豊かなものにしてくれる。さらに周囲の人の協力があって持てる力がより良く生かされているのでは無いか。その違いを理解し尊重し合ってこそ社会や家族の働きがよりよく結ばれていくのではないか、と思うのである。